証拠は大事 その4

会社とトラブルが発生して、第三者に入ってもらって解決したいという時に必要なもの。

パソコンデータ関連、さらに続きます。

メールや実際に業務で使っているデータ以外に、「ログ」というものがあります。

ログとは、パソコンを使ってどのような作業をしたかという使用履歴、どんな状態だったかという稼働履歴などのことです。
この情報を得ることで、パソコンを使っていた時間帯や、どのようなアプリケーションを使っていたか、などがわかります。

例として、職場にデスクトップ型のWindowパソコンがあって、業務で使っているとします。
このパソコンの電源をつけた時刻、オフにした時刻がわかれば、この間の時間は誰かが職場にいたという証明として使える可能性があります。

一人で業務にあたっていて、出勤記録に記載されている勤務時間が10時から19時、パソコンの起動時間が9時20分から20時までということであれば、裁判でその日の勤務時間が9時20分から20時までと認定されるかもしれないです。
こうなれば、会社に払ってもらう残業代が増えますね。
1日単位では金額は少ないかもしれませんが、1年分、2年分となれば、かなり大きな金額になります。

ですので、パソコンのログもしっかりと取っておくのがいいかと思います。
Windowsパソコンのログを保存する場合、いくつかの拡張子を選ぶことができますが、テキストファイル(.txt)と、CSVファイル(.csv)の2パターンで保存しておくと、後々使い勝手がよさそうです。

 

オン・オフのログの取り方はこちら
 → 残業を立証出来る「パソコンのログ」とは?

アプリケーションログの取り方はこちら
 → Windows10でアプリケーションログの参照方法