ウーバーイーツユニオンのお話 その4

ウーバーイーツの団体交渉権に関する問題。

会社が中央労働委員会へ異議申し立てを行ったことにより、結論が出るまでにはさらなる時間がかかるようです。

Twitterやヤフコメを見ていると、配達員さんの中でも考え方が分かれているのが興味深いです。

1つ目は、今のままでいいし、組合活動もいらないパターン。
仕事をする上で、不満はないとは言えないけれども、仕事を続ける上では問題ないと考えれば、ここに入りますね。

2つ目は、個人事業主としての自由は欲しいけど、会社との交渉を個人でやるのは厳しいから、団体交渉権のある、労働組合法上の労働者と認めて欲しいパターン。
ユニオンの立ち位置はここですね。

3つ目は、色々と会社が好き勝手やっているみたいだし、それならいっそのこと、労働基準法上の労働者と認めてもらって、労働者として保護してもらいたいパターン。
雇用労働者としての義務は増えますが、社会保険に加入できたり、解雇されにくくなったり、といったメリットがあります。

会社がこの3つを提示して、こちらで選択できるようにしてくれればいいのですが、そうもいかないですよね。

今後、配達員さんが納得できる結果が出ることを祈るのみです。