2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

労働基準監督官からの回答

労基署へ申告後、しばらくしてから、労働基準監督官さんから連絡がありました。提出された資料を見る限り、雇用労働としか考えられないので、社長と話をして指導をする予定とのことでした。 これで、行政から私たちは「雇用労働者」というお墨付きをいただき…

労基署への申告

労基署に申告に行くときにも、色々準備は必要です。 雇用労働者と認めてもらうためには、証拠は少しでも多い方がいい、というアドバイスをいただいたので、手分けして提出用の資料をそろえました。会社のPCに入っている文書やメールなどから、使えそうなもの…

社長からの回答

必要な文書を作成して、内容証明郵便と特定郵便記録を使って、社長に未払賃金の請求をしました。 数日後。 社長から回答がありました。 ・私たちを雇用労働者とは認めない・請求された金額を払う気はない・裁判になったとしても、会社が勝つ(他にも言いたい…

返事はしていないのに

会社に未払賃金を請求するために、色々と動いていたある日、役員から連絡がありました。 「社長から話があったと思いますが、報酬変更の話についてはどう考えてますか」 「今、労基署に申告をするための準備をしているので、それどころではありません」 なん…

未払賃金請求手続き その2

内容証明郵便は一般書留なので、受取側が直接受け取る必要があります。 万が一、社長が不在とか何とか理由をつけて、受け取らなかった場合、未払賃金を請求したと認定してもらえないかも、という不安が出てきたのです。そうなると、労基署に申告する条件であ…

未払賃金請求手続き その1

未払賃金を請求する方法や書類の書き方については、労基署いわく「形式は問わないです」とのことだったので、どのように請求するか調べました。 すると、内容証明郵便を送る方法が一番確実とのことでした。内容証明郵便であれば、文書の控えを郵便局で保管し…

未払賃金請求額の計算

未払賃金を計算するに当たって必要なもの。 ・実際に支払われた報酬額・出勤時刻と退勤時刻・請求する期間の最低賃金額 報酬額は毎月会社から明細をもらっているので、それを見ればわかります。勤務記録は会社にメールで提出したものが手元にあるので、それ…

労基署で相談してみました

労働基準監督署に訴えるという方針が固まったので、どうすればいいのかを聞きに行ってきました。 「もし、ご自身が雇用労働者と思われるのであれば、まず、会社に未払賃金の請求をしてください。 会社が支払いを拒否した後、申告を受け付けます」 ということ…

「雇用労働者」の条件について

労働相談に行って、どんな状況であれば「雇用労働者」と認めてもらえるのか、教えていただきました。 まず、「労働者」の定義から。 「実態として使用者の指揮命令の下で労働し、かつ、「賃金」を支払われている」 とのことです。 この定義に当てはまるかど…

いろいろ話を聞いた結果

スタッフで手分けして、労働相談を受け付けてくれる窓口に行って、話をしてきました。 窓口は労働局や、自治体の労働相談センターを利用しました。 窓口担当の方には当たり外れがあったので、何度か相談に行って、「この人なら」という人が見つかった時点で…

まずは相談

目的は「社長の思い通りにはさせない」こと。そのためには、どういう状況になれば目的を達成できるのかを考える必要がありました。 多分社長はどっちに転んでもいいと考えていたと思うのです。 そのまま仕事を続けるなら、人件費を減らせるので万々歳。辞め…

当時の職場の状況

会社は複数の店舗を持っていて、私たちはその中の1つの店で働いていました。契約の形態は全員業務委託、報酬は最低保証ありの歩合制でした。 定休日はなく、シフト制で仕事をしていました。店長はおらず、役員が会社側の窓口として、私たちとやりとりをして…

ことの発端

ある日の夕方。 いきなり社長が私たちの働いている職場にやってきて言いました。 「最近、売り上げが落ちているので、報酬の計算方法を変える。 嫌なら辞めてもらっても構わない」(他にも言いたい放題言ってくれましたが、直接の関係はないので省略) スタ…