弁護士さん探し

弁護士さんに依頼をするなら、どんな人がいいでしょうか。


絶対譲れないのが

・労働問題に詳しい人。かつ、労働者の味方になってくれる人。


この条件に当てはまる弁護士さんが見つからなければ、労働審判をあきらめないといけないレベル。

これといったツテもないので、自力で探し当てるしかありません。


よさげな人を見つけたら、相談の予約をして、話をしに行って、の繰り返しをして。

 

ようやく見つけました。

「この人なら」という弁護士さん。

決め手となったのは、相談に行ったときに、ものすごく親身に話を聞いてくださったことと、こういうことをしておいたらいいよというアドバイスをいただけたこと。
実際に依頼するかどうかわからないのに、アドバイスをいただけるって、こんなありがたいことはなかったです。

この時に、労働審判を考えていることを伝えたのですが、弁護士さんに反対されました。
理由は、「3回しか審理がないので、お金の話だけで終わってしまって、労働者性のところまでたどりつかない」からとのことでした。
労基署に行った時にも感じたことですが、「雇用か委託か」がはっきりしないって、いろいろややこしいことが発生してしまうんですね。
雇用労働確定で未払賃金あり、だったら、労働審判で解決できる可能性が高かったんでしょうね。

あと、請求できる金額は時間給の分だけで、交通費などの諸手当は諦めた方がいいと言われました。
会社が業務委託契約と言いながら雇用労働させていたこと、雇用労働としたら、最低賃金に満たない金額で仕事をさせていた上に残業代も支払っていない、というところが法律に違反していると考えられます。
しかし、その他の諸手当は、会社に支払い義務はないので、法律違反には問えないとのことでした。

そうそう、弁護士さんに労働相談する時は、A4用紙1~2枚に状況や考えをまとめたものを用意しておくと、説明が楽ですし、話が早く進みます。
一から口頭で説明するのは、時間がかかりすぎて、30分の無料時間をオーバーしてしまい、オーバーした時間分の相談料を別途支払うはめになったことがあります。