未払賃金請求手続き その1

未払賃金を請求する方法や書類の書き方については、労基署いわく「形式は問わないです」とのことだったので、どのように請求するか調べました。

すると、内容証明郵便を送る方法が一番確実とのことでした。
内容証明郵便であれば、文書の控えを郵便局で保管してくれるので、どんな内容の郵便を送ったのかがわかるのです。
つまり、会社に未払賃金を請求したということを証明できるのですね。

そこで、さっそく内容証明用の文書を作成し始めたところ、色々注意しなくてはいけないことがわかりました。
郵便局のサイトの内容証明郵便についての説明を確認してみました。

・文書以外の図面や封筒などを同封することは不可
・レイアウトが決まっている
・一般書留に分類される

なるほどなぁ・・・です。
文書しか封筒に入れられないということは、Excelで計算した請求額の表を一緒に送ろうとしてもできないのですね。
入れようと思ってたのに、残念。
レイアウトについては、縦書きなら1行につき20字以内、1枚26行以内、と決まっているので、その通りのレイアウトで文書を作る必要があります。

このことを頭に入れたうえで、文面を考えました。

どんな書類かわかるように、見出しを「未払賃金請求書」として、受け取った報酬と最低賃金との差額、残業代、ついでに他店舗の雇用労働者に支払われていた交通費などの諸手当も請求しました。
支払いの期限は、投函日の8日後としました。
投函日の翌日には社長の手元に届くだろうから、その日から1週間あれば、会社の回答は得られるだろうと判断しました。

ここまで決めたときに、不安要素が1つ出てきました。