当事者尋問リハーサル その3

リハーサルは今回が最後です。
次は尋問の本番が待っています。

この日も全員で交代しながら主尋問の練習をしました。

尋問で質問される内容だけではなく、他にも仕事をしていた頃はどんな状況だったか、など、細かい質問もあり、こちらも記憶をたどりつつ答えていきました。

明日が本番ということで、とても盛り上がっていました。


そして。

リハーサルの期間に言われた弁護士さんからのお言葉。

まずは、尋問の時、答えに詰まったり、うまく答えられなかったとしても、質問の仕方を変えたり、証拠資料を使ったりして、答えやすいようにします。
また、反対尋問の受け答えによって怪しいことになったとしても、再尋問でフォローします。

これは助かります。
当日、緊張するのはわかりきっているので、弁護士さんに尋問がうまくいくようにフォローしていただけるのはありがたい。
というか、フォローがないと、どうなるかわかったものではありません。

そして、もう1つ。

相手方へ尋問するとき、私たちが聞きたい、問い詰めたいと思っていることは多々あると思いますが、必ずしもそういった質問をするとは限りません。
こちらが有利になると判断したことしか質問しません。
この点は了承してください。

これは、当事者尋問の日程が決まったあと、事務所に行くたびに言われました。
多分、過去にあった尋問で「何でこのことを聞いてくれなかったのか」と言われたことが何度もあったんでしょうね。

 

こうして、リハーサルが無事に終わりました。