当事者尋問(原告編)

原告側の当事者である私たちの尋問は、打ち合わせで説明があった通りの順番で行われました。

証言台のある所に行って、人定質問、宣誓をしました。

そのあと着席して、主尋問から始まりました。
リハーサルと全く同じ形ではないですが、大まかな流れは変わらないです。
答えるこちらも、リハーサルと一字一句同じって訳ではないし、ポイントさえ押さえていれば大丈夫でした。
あとは、録音されているということなので、質問が終わってから一呼吸入れてから、話すスピードを少し落として答えるようにしました。

反対尋問でも、聞かれたことに答えていきました。
いくつかの質問では、相手方の言う通りということも多々ありました。
「それは確かにそうなんだけど、その続きがあって」と言いたかったけど、質問されたことからは外れるので言えないのです。
他にも質問に対して「答え方を間違えた」ことに答えた数秒後に気づく、という事態も起こしてしまいました。。。
こちらに不利になるような答えを引き出そうとしているのがわかるので、ものすごくしんどかったです。
向こうの弁護士さんから「以上です」という言葉が出たときはホッとしました。

その後の再尋問で、反対尋問で出た話について聞かれるので、それに答えていきました。
反対尋問で答えたことに対して弁護士さんがフォローする質問をしてくださったので、非常にありがたかったです。

最後に裁判官さんからの補充尋問があって、ようやく終了。


途中で昼休憩をはさんで、全員の尋問が行われました。

当事者尋問の感想は「とにかく緊張した」の一言です。

まさか、自分の人生で裁判所の証言台で当事者として質疑応答することになるなんて、夢にも思っていませんでした。