不利な話も出てしまう その1

裁判を始めると、原告、被告双方からいろんな話が出てきます。

その中で、避けて通れないのが、自分たちにとって不利な話。
自分たちが清廉潔白かと言われたら、そうではなく。
相手に攻撃される材料はあったのです。。。

こちらが相手の不利な点を指摘して裁判所に自分たちの主張を認めてもらおうとするし、相手も同じことをしてきますからね。

実際に、めちゃくちゃ攻撃されました。

とある業務について、社長は「他の店舗の雇用スタッフがしていることをやっていない、それは委託だからやらなくても許されている」と主張してきました。

いやいやいや。
「とにかくやれ」ってものすごく言ってきてましたよね。
だから、やってましたよ。途中までは。

なぜ「途中までは」なのかと言いますと、ある時期から、職場で色々なトラブルが発生して、この業務にまで手が回らなくなったという事実があるからなのです。

それを社長が問題視して、報酬計算方法を変更する理由の一つにあげてきたのです。

それなのに、裁判になった途端、手のひら返してきましたからね。
びっくりしました。

こちらは当然、「会社がこの業務をするように命令した、そして、していないことを理由に、ペナルティを通告した、だから雇用労働に相当する」って返しましたけど。
証拠資料付きで。