証拠は大事 その2

会社とトラブルが発生して、第三者に入ってもらって解決したいという時に必要なもの。

次はパソコンデータ関連。

まずは、メールデータですね。

私たちの場合、会社から職場への連絡や、職場から会社への報告、書類提出は、職場にあったWindowsパソコンに入っていたメールソフトを使っていました。

メールデータが残っていれば、会社と職場でやり取りしたものが証拠として使える可能性があります。

実際、会社から私たちに業務上の指示があったという証拠として、いくつかのメールを裁判所に提出しました。
メールの場合、送受信の日時がはっきりとわかるので、証拠としての価値は高い方に入るのではないかと思います。


まずは、使っているメールソフトが何かを調べ、バックアップを取る方法を確認します。


例として、MicrosoftOutlookのバックアップ取得方法のリンクを紹介します。

電子メールをバックアップする

 

そして、バックアップデータを取ったら、USBメモリなどの媒体にコピーして保管しておきます。

毎回全データのバックアップを取るのは、時間がかかるので、最初に全体のバックアップデータを取ったら、
それ以降のデータをこまめにバックアップしていくのがいいように思います。

バックアップが取れたら、念の為、ご自身が持っているパソコンにバックアップデータを取り込んで、内容を見ることができるかどうかの確認までしておいた方がいいです。

ここまでの手順がわかれば、あとは、データさえあれば、必要な時に自分のパソコンに取り込んで、証拠として使うことができますね。

ここで注意しなくていけないのが、こういう作業をしていることが会社にバレないこと。
万が一、事を起こす前にバレたら、「情報漏洩」系の話で揉める可能性が出てきます。
そちらの話がメインになって、会社に訴えたいと思っていることが霞んでしまっては、元も子もありませんから。