証拠は大事 その3

会社とトラブルが発生して、第三者に入ってもらって解決したいという時に必要なもの。

パソコンデータ関連、続きます。

業務でパソコンを使っているのであれば、いろいろな資料がパソコンのハードディスクドライブ、あるいはクラウドに入っているはずなので、そういったものを全部USBメモリーなどにコピーしておきます。

事前に必要なものを取り分けておくという発想もあるかもしれませんが、こういうところで時間を使う必要はないと考えます。

実際に裁判に入ってしまうと、どんな話が出てくるかわからないです。
必要そうなものだけを選んで持ち帰った場合、裁判で予想もしない方向に話が進んで、「その話に関するデータが職場のパソコンのハードディスクドライブにあったはずなんだけど、肝心のデータが手元にない」という悲しいことになってしまう可能性があります。

そんな目にあうよりも、とりあえずデータは全部持ち帰って、裁判で話が出た時に、資料がないかどうかを探す、という形にした方がいいに決まっています。