証拠は大事 その1
会社とトラブルが発生して、第三者に入ってもらって解決したいという時。
実際に動いてもらうには自分の主張が事実で正当なものであるとわかってもらうことが大事だと思います。
そのために必要なものは、やはり、客観的な証拠。
これがあると、労働基準監督署だったり、弁護士さんや裁判官さんにも、自分の味方になってもらえる可能性が高まります。
特に労働審判や民事裁判では、証拠がなければ、主張内容が事実だったとしても、そのように認定はしてもらえないです。
ということで、どんなものがあればいいか。
役立ちそうなものをいくつか取り上げてみます。
まずは、出勤記録。
出勤記録を会社に提出しているのであれば、控えを手元に置いておくのは基本ですね。
未払賃金が発生した場合や、勤務時間を確認する場合に使えますから。
通常は5年間の保存義務がありますので、会社にあるはずです。
しかし、このあたりの管理がずさんな会社だと、「消しちゃいました」「業務委託だから保存していない」などと言われる可能性があります。
だから、出勤簿は自分できちんと保管しておきましょうね、という話でした。