証拠は大事 その10

会社とトラブルが発生して、第三者に入ってもらって解決したいという時に必要なもの。

うまく活用できれば、非常に助かります。


それは、事情を知っていて、味方になってくれる仲間。

証人として裁判所に尋問に来てくれると言ってくれるような人がいればありがたいですが、そこまで求めるのは酷というもの。

でも、込み入った話ができる人というレベルであれば、周りにいるかもしれませんよね。

裁判では、過去に何があったか、どういう経緯でこういうことになったか、を立証することになります。
その時に、「確か、こういうことがあった」「向こうはこんなこと言ってるけど、実際は違ったよね」など、話ができる相手の存在というのはとてもありがたいものです。

運が良ければ、「こういう書類持ってるんだけど」と証拠として提出可能な資料を借りることができるかもしれません。
もしかしたら、ちょっとした雑談から、重要なことにつながる話を思い出して、さらに証拠として使える資料を引っ張り出せる、なんてことがあるかもしれません。

たとえ、直接裁判に役に立つような情報が得られなかったとしても、味方になってくれる、話を聞いてくれる存在って、貴重なんです。

裁判中は、精神的に参ってしまうことが多いですが、そんな時に、話ができる相手がいると、気持ちが救われます。