ウーバーイーツユニオンのお話 その2
先週、ウーバーイーツの運営会社にユニオンとの団体交渉に応じるよう命令が出たというニュースがありました。
その後、「配達員の労働者認定に不服 ウーバー側が審査申し立て」というニュースが流れました。
これまで頑なに団体交渉を拒否した会社が、東京都労働委員会から命令が出たからといって、それにすんなり従うとは考えられないですから、まぁ、そうなるだろうな、という感じではありますね。
これに対する会社の言い分が「フレキシブルで独立した働き方などを十分に考慮しないものと考えている」というもの。
このコメントも、労働基準法上の労働者の定義を念頭に置いているような感じがします。
ニュースを見る限りでは、ユニオンサイドは「話し合いをさせてほしい」ってお願いしているだけなのに。
おそらくアメリカにある本社が「何があっても個別契約の業務委託ということで押し切れ」と言ってるんだろうなぁと思います。
次は中央労働委員会での審査に入るということなので、結果が出るまでに数ヶ月かかるのでしょうね。
慎重に調べる必要があるのはわかりますが、少しでも早くいい結果が出てほしいものです。